message 代表メッセージ
kensuke kagitani
代表取締役社長
鍵谷 謙介 カギタニ ケンスケ
世界のモノづくりを「金型」から支える
皆さんが乗っている自動車や鉄道、工事現場や農場で活躍する建設機械や農業機械などの乗り物、工業製品には、様々な鉄板を加工した部品が使われています。それらの部品は、一枚の鉄板を様々な形に変えていくために「金型」というツールを使って作り出されています。世の中の量産される工業製品には、この「金型」というものが欠かせません。
サンキョーでは、この金型を設計・製造しています。例えば、自動車のドア、ボンネット、建設機械のボディなど、ニューモデルが企画された際、それらを量産するための金型をお客様メーカーの開発段階から一緒になって作り上げています。まだ世の中に存在しない乗り物のCGデザインを、金型のチカラでリアルなパーツ生産につなげていくのです。
幅広い業界で強い信頼関係を構築
サンキョーの強みは、自動車、建設機械、農業機械、鉄道など幅広い業界において金型の設計・製作を手掛けていること。それによって、景気の波にも左右されにくく、多種多様なノウハウも蓄積することができています。
また、西日本では数少ない大型設備も有しており、小型から大型までのサイズ対応が可能。さらに、少数精鋭でサイズだけでなく多様なニーズに対応することで、お客様との信頼関係を強いものとしています。特に「深絞り」と呼ばれる金型では、高いノウハウを持って他社との優位性につながっています。
【理念】全従業員の物心両面の幸福を追求する
と同時に、お客様に感動を提供するものづくり
に挑戦し、社会の進歩発展に貢献する
1960年に創業し、鉄工所からスタートしたサンキョー。「高付加価値なモノづくりを」と金型の設計・製作にシフトチェンジし、2020年には60周年を迎えました。その2020年、私が社長に就任した際に、他の役員たちと共に考えたのが上記の理念です。
私たちは創業以来、お客様の期待以上のモノづくりを目指し、新しい技術への挑戦、技能の向上に励んでいます。その結果、お客様が感動し、業績向上につながり、お客様、取引先様、私どもの事業が共に繁栄し、社会の進歩発展に貢献します。
そしてもう一つ、共に働く仲間について。サンキョーは、この会社で働いて良かったと思える、社員全員が幸せに暮らすことができ、厳しさの中にも働き甲斐を実感できる会社の実現に向け、活動しています。
小さなことも全力で100点を
私たちは、規模が小さくても、お客様の望むことに全力で対応し、100点を目指します。大規模な取引ばかりでは、お客様の要望に対し、きめ細かく応えることが困難になってしまいます。その結果、お客様の望む金型を作ることができなくなり、取引の継続には価格を下げるという悪循環に陥ってしまいます。
お客様の開発からのかかわりを強化し、様々なプレス、生産上の課題を解決する提案を具現化し、『サンキョーに金型を任せておけば、開発がスムーズに実現する』と言われる評価で存在価値を高め、取引の継続性、利益を確保し、経営理念の実現を目指していきます。
社会に貢献する誇りを持って
「自分たちの仕事が社会に貢献している」そう実感できる仕事は世の中にいくつあるでしょうか? サンキョーの「金型」という仕事は、製品として目に見えるものではありませんが、街中で、農場で、はるかに続く線路上で、その金型によって作られた製品が活躍しています。我々の成果が、製品となって世の中で活躍している姿を目の当たりにしたとき、感動もひとしおです。
求職者の皆さんには、そういった社会貢献を実感し、“サンキョーの顔”としての誇りを持った人材に成長してほしいと考えています。常に新しいことに興味を持ち、成長していきたい!挑戦したい!という方には、様々なチャンスがある会社です。ポジティブな失敗は大歓迎。そこから学び、共に成長していきましょう。